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NETISにLED投光器、騒音振動を大幅低減 F・Cガード

            

▲フラワーライトFの設置状況               ▲フラワーライトF

 株式会社F・Cガード(山下晃司代表取締役)が所有するリチウムバッテリー式LED投光器「フラワーライトF」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された。光源にLEDを採用し、耐久性の向上を図るとともに、高性能リチウムバッテリーを電源に採用することで、騒音や振動の低減といった効果が期待される。

 従来型の投光器は、発動発電機を電源にしたバルーン式が主流で、使用時に発電機から生じる騒音や振動が、周辺住民等からの苦情の要因の一つとなっていた。また、放射状に光が照射されることで、住宅や車両に光害が生じるという課題も抱えている。

 その点、フラワーライトFは、リチウムバッテリーを電源に採用することで、騒音や振動といった問題を解消。さらに、一方向への限定的な照射が可能なうえ、照射方向及び照射範囲の調整も可能であり、周辺住民等に対する光害も大幅に低減される。

 光源を、瞬時再点灯が可能なLEDランプに変更したことで、点灯待ち時間が無くなり、移動を頻繁に繰り返す現場では作業の効率化が図られる。また、ランプの寿命も大幅に長くなり、球切れによるランプ交換に係るメンテナンス費用が削減できる。

 F・Cガードの担当者は、「フラワーライトFは、バッテリー式に電源を変更したことで、ガソリン燃料の補給が必要なくなり、現場等でより安全な施工が可能。また、5段階の調光が可能であり、現場の状況変化に合わせやすいといった特徴もある」と説明。

 更に、「LEDやリチウムバッテリーへの変更によるメンテナンス費用の削減効果、部品の簡略化による運搬の容易さなどのメリットがあり、住宅密集地や閉鎖された現場、移動を繰り返す現場など、厳しい現場環境ででこそ真価を発揮する」と話す。

 NETIS登録の技術名称は「リチウムバッテリー式LED投光器(フラワーライトF)」。登録番号はQS-210055-A。問い合わせ先は、株式会社F・Cガード(電話0985-47-2881)。