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小学校に防犯ブザーを寄贈 西臼杵生コン事業協同組合

      

▲写真は贈呈式の模様、木田理事長、寄贈した防犯ブザー

 西臼杵地区の子ども達の安全・安心な日常生活をサポートしようと、宮崎県生コンクリート工業組合に所属する西臼杵生コン事業協同組合(木田正美理事長)は3月14日、高千穂町・五ヶ瀬町・日之影町の3町に防犯ブザー155個を寄贈した。

 宮崎県生コンクリート工業組合は、2011年8月に宮崎県警察本部と「犯罪の起きにくい社会づくりに関する協定」を締結。当該協定の趣旨を踏まえ、西臼杵生コン事業協同組合に於いても毎年、地元の小学校の新入生に防犯ブザーを寄贈している。

 寄贈した防犯ブザーは、アラームボタンを押すかアラームピンを引くと警報音が鳴り響き、周囲に自らの居場所や危険な状態にあることを広く知らせることができる。キーホルダータイプで、ランドセルなどに簡単に取り付けられる。

 高千穂町役場で行われた贈呈式では、木田理事長が甲斐宗之町長に目録を、戸敷二郎教育長に防犯ブザーを手渡した。甲斐町長は「子どもたちの安全を守るとともに、保護者の安心感にも繋がる」と感謝の意を示した。防犯ブザーは入学式等で手渡す予定。

 木田理事長は、「防犯ブザーを見えやすい場所に取り付けることで、犯罪の未然抑止にも繋がる。万が一の場合は、ブザー音を聞いた周囲の大人に対応してもらいたい。ブザーを鳴らすことが目的ではなく、関心を持って子ども達に目を向けてほしい」と話した。