運送業の宮崎運輸株式会社(藤元昭太代表取締役、宮崎市)は、労働生産性の向上等を目的として、自動仕分け機やAI配車システムを導入した貨物ターミナルを宮崎市大島町に設置し、宮崎本社を移転する。2月17日付で宮崎県の立地企業に認定された。
手狭となっている既設の貨物ターミナルを移設・拡大し、貨物の取扱量を増やすことで新たな雇用を創出する。さらに、最新鋭の設備を導入し、労働環境の改善を図るとともに、チャーター崩れの荷物等も集荷することで、販路拡大にも努める考え。
事業所の設置場所は、宮崎市大島町萩崎452番ほかで、延床面積は約3595m2。設備投資額は7億3000万円を見込み、2021~25年度に25人を新規雇用する。22年2月に着工し、同年12月の完成、23年1月の操業開始を予定する。