宮崎県は、人材育成や職場環境の改善に繋がる取り組みを宣言した介護サービス事業者を登録・公表する「宮崎働きやすい介護職場づくり宣言事業者」で、申請のあった７事業者を初めて登録した。福祉事業を手掛ける大和開発株式会社（境一成代表取締役）と運営会社の株式会社ソフトタウン（大地寛行代表取締役）が登録された。
今年度に創設した宮崎働きやすい介護職場づくり宣言事業は、介護サービス事業者が職員の人材育成や職場環境等の改善につながる自発的な取組を「宮崎働きやすい介護職場づくり宣言」として県に申請し、その取組と成果を県が登録及び公表することにより、地域全体で介護人材の確保・育成を図ることを目的としている。
対象者は、介護保険法の指定を受け、県内に所在する介護サービス事業所を運営する者で、宣言に参加する介護サービス事業所が介護職員処遇改善加算を取得していること。宣言を達成するための具体的な取み組みとして、「基盤」「人材育成」「健康・モチベーション・チームワーク」の各区分ごとに２つ以上の取り組みを求める。