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子ども達に光のプレゼント 宮崎地区電気工組青年部

      

▲写真は設置作業の模様、イルミネーション

 宮崎地区電気工事業協同組合の青年部(岩切秀峰部長)は12月10日、宮崎市高岡町の児童養護施設さくら学園にイルミネーションを設置した。参加した青年部員約20人が園内の桜の木にLEDの電飾を設置し、色とりどりの電気の花を咲かせた。

 さくら学園のイルミネーション設置は、青年部のボランティア活動の一環として毎年取り組んでいるもの。青年部が展開する学生交流会や奉仕活動等は高く評価されており、過去には全日本電気工事業工業組合連合会の全国大会でも表彰されている。

 宮崎中央ライオンズクラブと米良電機産業株式会社の協賛のもと、事前に準備したLED照明を園内の桜の木に設置。配色が良くなるよう、設置箇所を工夫しながら、点滅式やすだれ型、サンタクロース・雪だるま・動物をモチーフにした電飾を飾り付けた。

 辺りが暗くなってから行われた点灯式では、岩切部長が園児や職員に挨拶し、クリスマスに先立ち、園児にプレゼントを贈った。一方、園児の代表が「みんな毎年、イルミネーションを楽しみにしている」とお礼の言葉を述べ、部員にプレゼントが贈られた。

 全員でカウントダウンを行い、「点灯!」の合図で電飾に一斉に灯りが点され、大きな歓声があがった。子ども達は、幻想的な光の花を咲かせた桜の木の周りに集まり、目を輝かせて見入っていた。喜ぶ子供達の姿を見守る部員からも笑みがこぼれていた。

 岩切部長は、「子ども達が喜んでくれるのが何よりも嬉しい。コロナ禍で様々な行事が制限されていると思うが、少しでも明るい気持ちになってもらえれば」と話すとともに、「これをきっかけに電気工事業に興味を持ってもらいたい」と期待を込めた。