建設ネット企画画像 四角 四角

道路行政の動向や最新技術を学ぶ 道路舗装技術講習会

      

▲写真は挨拶する河野会長、九地整の安部部長、講演会の模様

 一般社団法人日本道路建設業協会九州支部と宮崎県舗装協会は、11月25日に宮崎市内で「道路(舗装)技術講習会」を共催した。講習会には、同協会の会員に加え、官公庁や一般の建設技術者を対象に、県内外から約130人が参加。道路行政の動向やグリーンインフラ、ICT舗装等に関する講話に熱心に耳を傾けた。

 技術講習会は、近年の道路交通に於ける質的及び量的変化を踏まえ、道路技術に係る研鑽を重ね、技術水準を高めるとともに、高度化・多様化する社会的要請に即応する技術の研究開発を強化し、あわせて技術の振興と普及を図るために開催したもの。九州各県の持ち回りで開催しており、今年は宮崎県で開催された。

 主催者挨拶で宮崎県舗装協会の河野孝夫会長は、講話を行う4人の講師を紹介するとともに、異なる分野から様々な道路建設に関する講話を行ってもらうことを説明。「貴重な講演の内容を聞き逃すことのないよう、今回の講習会を有意義な時間としていただき、これからの業務に活かしてもらいたい」と受講者に呼び掛けた。

 来賓祝辞で宮崎県県土整備部の西田員敏部長の挨拶を代読した原口耕治次長は、今年9月の台風14号被害について言及した上で、被災箇所の早期復旧はもとより、高速道路をはじめとする信頼性の高い道路ネットワークの構築や急速に進むインフラの老朽化対策に全力で取り組む考えを示し、これに対する支援と協力を求めた。

 講習会では、国土交通省九州地方整備局道路部の安部勝也部長が「道路行政の動向」をテーマに講演。今年9月の台風14号で行った災害対応の内容、国の公共事業関係費や5か年加速化対策といった予算の推移、新3Kの実現に向けた建設業の働き方改革、建設資材等の高騰対策、九州地方整備局の独自の取り組みなどを解説した。

 当日はこのほか、福岡大学工学部社会デザイン工学科の佐藤研一教授が「竹の利活用から考えるグリーンインフラ」、鹿島道路株式会社技術開発本部ICT推進部ICT推進課の渋谷武彦課長が「道路舗装工事のICT活用の新たなステージ」、写真家の山崎エリナ氏が「写真家から見た建設業の魅力」をテーマに、それぞれ講話を行った。