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体操場建設主体工事、上田工業が2.3億 宮崎県

 宮崎県は11月16日、条件付一般競争で「宮崎県体操場建設主体工事」の入札を執行し、上田工業が2億3600万円で落札した。2027年に本県で開催される国民スポーツ大会での天皇杯獲得に向けて、練習環境整備の一環として宮崎市村角町に新設する体操場の建設主体工事と外構工事を施工する。

 建設場所はJR蓮ヶ池駅の南西側に位置する県有地(約4000m2)。新設する施設の規模はS造平屋一部2階建延べ971m2で、体操競技練習用ピットを要した練習場のほか、男女別の更衣室・シャワー室・トイレ、車いす使用者用トイレ、管理人室、倉庫等を配置する。工期は240日間を予定している。

 入札は施工体制評価型総合評価落札方式(特別簡易型)で行い、上田工業、下森建装、丸宮建設、はやま建設、桜木組、増田工務店、大淀開発、吉原建設の8社が応札した。予定価格は2億5561万4000円、調査基準価格は2億3520万8679円、失格基準価格は2億2238万4180円だった。金額は税抜。

 このほか、11月9日に入札を執行した体操場建設に係る電気工事は電工社が1440万円(予定価格1555万円、最低制限価格1430万7706円)、16日に入札を執行した同管工事は明光社が1340万3000円(予定価格1454万6000円、最低制限価格1338万5761円)で落札している。