▲写真は挨拶する前田理事長、作業の模様
宮崎管工事協同組合(前田昭彦理事長)は10月29日、宮崎市の大淀川河川敷で2022年度の清掃ボランティア活動を実施した。作業には、組合に所属する企業から約100人が参加。早朝から2時間程度かけて、大淀川及び八重川の堤防や斜面、河川敷に落ちていたゴミを分別しながら丁寧に拾い集めて回収した。
組合ではこれまで、毎年9月10日の「下水道の日」に合わせて、下水道健康診断ボランティアを実施。排水設備の専門家が市内に居住する高齢者宅等を訪問し、設備の無料点検や清掃等を行っていたが、排水設備の適切な維持管理に関する周知がある程度進んだため、20年度から河川敷の清掃ボランティアを行っている。
出発式で挨拶に立った前田理事長は、新型コロナウイルス感染症の影響で昨年度は活動を中止し、今年が2年ぶりの活動となったことを説明。活動の届け出を行った国土交通省からも感謝の言葉があったことを報告するとともに、車両や歩行者の通行の妨げにならないよう、安全第一で作業に取り組んでもらうように呼び掛けた。
作業に際しては、検温や消毒、マスクの着用といった新型コロナウイルス感染防止対策を徹底。注意事項を確認した後、参加者は大淀川区域と八重川区域の2手に別れて作業を開始した。先の台風の影響もあり、八重川区域にはバケツやポリタンクなどのプラスチックごみが多数散乱しており、参加者が手分けしながら拾い集めた。