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オリパラ材活用、防災庁舎にベンチを展示 宮崎県

      

▲写真はオリパラ材のベンチ

 宮崎県は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の関連施設である選手村ビレッジプラザで使用した県産材のレガシー利用の一環として、県民が直接触れることのできるベンチのデザイン6種類の見本を完成させた。11月16日から12月16日までの期間、宮崎県庁防災庁舎1階のロビーに展示している。

 ベンチは、オリンピックシンボルの五輪などオリパラ競技大会をイメージしたデザインが4種類、宮崎県の県き章と県旗をイメージしたデザインが2種類。大会の感動や雰囲気がより伝わるよう、必要最小限の加工になるよう努めた。説明書きには「オリパラ材に触れて当時の感動や雰囲気を楽しんで」と記載している。

 ベンチは合計50台程度を作製する予定。今後、各市町村に対して要望調査等を行い、今年度末までに県内各地の公共施設等に設置する。