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受託候補者に井上産業を特定 市郡医師会病院解体1工区

 公益社団法人宮崎市郡医師会(髙村一志会長)は9月30日、総合評価落札方式(技術提案型)で事業者の選定を行った「旧宮崎市郡医師会病院解体工事(1工区)」の審査結果を公表した。申し込みのあった3社について技術提案書等に関する審査を行い、受注候補者に井上産業、次点者にテクニカル・キナイを選定した。

 宮崎市新別府町の旧宮崎市郡医師会病院について、新館や緩和ケア病棟、連絡通路等の解体工事を施工する。工期は10月11日~2023年3月31日。

 工事概要は、▽新館▽緩和ケア病棟▽連絡通路▽ゴミ置場▽研修棟▽災害受水槽▽その他花壇等の構造物―の解体工事(総延床面積4780m2)及び解体工事に伴う各種申請、マニフェストの提出、近隣事業所及び住民等への説明等。安全かつ周辺環境に与える影響を最小限に抑えるために、総合評価落札方式を適用した。

 同医師会ではこのほか、本館(延床面積1万1040m2)及び西館(同769m2)の解体工事を行う「旧宮崎市郡医師会病院解体工事(2工区)」を別途発注しており、第一・真栄特定共同企業体が落札している。工期は8月16日から23年3月31日まで。