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県産材の快適空間創出支援、募集期間を延長 宮崎県

 宮崎県は、県産材による施設整備等を支援する「みやざきスギ快適空間創出事業」の募集期間を2023年1月27日まで延長する。①木造施設建設及び内装木質化②木製外構施設設置③木製調度品の導入―の3部門で対象事業を募集し、本県の森林資源を生かした快適空間を兼ね備えた環境を整え、県産材の需要拡大を図る。

 木造施設建設及び内装木質化では、県産材かつ合法木材であることが証明できる木材を使用した木造施設の建設及び内装木質化を支援する。補助率は、県産材の木材費とこれに伴う工事費及び諸経費の2分の1以内。上限額は、木造施設の建設が800万円(JAS認証材の場合は1500万円)、内装木質化が500万円とする。

 木製外構施設設置では、県産材を使用した木製外構施設の設置に要する経費を助成する。補助率は、木材費と工事費及び諸経費の2分の1以内(上限額300万円)。一方、木製調度品の導入では、県産材を使用した木製調度品の購入経費を助成する。補助率は、購入・運搬・設置費の2分の1以内(上限額50万円)。

 木造施設建設及び内装木質化と木製外構施設設置は、不特定多数の者の利用が見込まれるPR効果が高い施設であることや、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の実践につながること、県内に所在する施設であること、補助対象とする部分に使用する木材使用数量の70%以上が県産材であることなどを求める。

 事業の実施を希望する場合は、事業計画書や関係資料等を西臼杵支庁または各農林振興局林務課に提出する。募集要領等はホームページで確認できる。問い合わせ先は、環境森林部山村・木材振興課みやざきスギ活用推進室木材利用拡大担当(電話0985-26-7156、メールyoshiyuki-kohtaroh@pref.miyazaki.lg.jp)。