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1月29日に宮崎市で講習会開催 ひむかヘリテージ機構

▲講習会の開催案内

 ひむかヘリテージ機構と一般社団法人宮崎県建築士会は、1月29日に宮崎市内で2021年度の講習会を開催する。「建物を大切にするということ」をメインテーマに掲げ、日本のモダニズム建築を牽引してきた坂倉準三氏と宮崎とのつながり、作品やデザインに込めた想いなどを知り、建築の価値の再発見を試みる。

 ひむかヘリテージ機構では、古民家の保存や活用、登録有形文化財、地域防災、世界遺産など幅広いテーマの講演会を開催。歴史的建造物活用の相談に応じるなど、地域のヘリテージマネージャーや県市町村の文化財関係者、まちづくりに携わる者と連携し、誇りの持てる地域づくりに貢献するための活動を展開している。

 講習会では、東京理科大学工学部建築学科教授の山名善之氏が「坂倉準三が日本に遺したもの」、元坂倉準三建築研究所所員の室伏次郎氏が「坂倉準三建築研究所の想いでとわたしの建築」、島根県東部県民センター建築課長の山本大輔氏が「島根の公共建築 営繕の中で見えてきたこと」をテーマにそれぞれ講演を行う。

 会場は宮崎県総合博物館研修室で、時間は13時から16時30分まで。定員は30人程度。翌30日には9時30分から宮崎県青島青少年自然(宮崎市熊野字藤兵衛中州)の家で見学会を開催する。見学会は29日の講演会の参加者を優先する。

 詳細は宮崎県建築士会のホームページで確認できる。問い合わせ先は宮崎県建築士会事務局(電話0985-27-3425)、申し込み先はひむかヘリテージ機構(メールinfo.hho.2018@gmail.com)。