都城市は１月２１日、指名競争で「山之口駅及び周辺整備実施設計等業務委託」の入札を執行。オリエンタルコンサルタンツが１６０７万円で落札した。山之口駅周辺の整備に係る測量や基本設計、駅前広場及びポケットパークの実施設計等を委託する。履行期間は２０２２年８月３１日まで。税抜の公表価格は２０２６万４０００円だった。
設計業務の対象施設は、▽山之口駅前広場Ａ＝約１８００m2(歩行空間約７８０m2、車道空間約１０２０m2)▽ポケットパークＡ＝約１６３０m2(歩行空間約４００m2、広場空間約８００m2、車道空間約４３０m2)▽山之口駅観光交流センターＡ＝約１５０m2(観光交流・休憩スペース、トイレ、付属施設)▽駐車場Ａ＝約１７４０m2ーなど。
基本設計では、与条件や基本計画の内容把握と整理、各種設計条件の整理と確認、各種設計基準の抽出と適用の確認、関連機関との調整内容の確認、現地詳細調査を踏まえ、基本計画内容の整合性確認や空間構成・景観・意匠等に関する基本方針の設定を行う。
また、基本計画で示される計画内容を現地の状況に即して検討し、駅前広場及びポケットパークの整備に向けた実施設計を行うとともに、概算事業費の算出やＪＲ等の関係機関との協議を行うための資料作成支援、鳥瞰図及び報告書の作成を行う。なお、山之口駅観光交流センターと付属施設、駐車場の実施設計は別途発注する予定でいる。