▲写真は見学会の模様
旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役社長)は1月14日、日向市内で同社が施工する笹子橋歩道橋上部工の現場で見学会を開催した。同社社員のほか、日向市と門川町の技術系職員らが参加し、ポストテンション方式(フレシネー工法)の緊張作業を見学した。
新設の橋梁架設工事が近年では少なくなっていることから、間近で見学してもらおうと開催したもの。東栄建設株式会社と昭和コンクリート工業株式会社が協力した。
現場代理人の鶴田貴久氏は、「新設の橋梁架設工事は少なく、貴重な体験になる。緊張作業を見学してもらうことで技術力の向上につなげてもらえれば」と挨拶。続いて、日向市建設課の牧野敏朗氏が工事概要について説明し、鶴田氏が工事の流れやフレシネー工法について説明した。参加者はメモを取りながら、熱心に説明に聞き入っていた。
参加者は、緊張作業の様子を写真に撮るなどして興味深く見学。見学後には質疑応答も行われた。参加者は「初めて橋梁の現場を見学したが良い経験になった」「PC緊張という体験する機会が少ない現場を見られて良かった。勉強になった」などと話した。