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7月18日にJA・AZMで開催 コンクリ関連技術者研修

 宮崎県生コンクリート工業組合は、7月18日に宮崎市のJA・AZM大ホールで2019年度「コンクリート関連技術者研修会」を開催する。宮崎県建設業協会や宮崎県土木施工管理技士会、宮崎県建築協会、宮崎県測量設計業協会が共催し、国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所と宮崎県が後援する。

 コンクリートの製造や設計・施工、発注など各分野における技術者等の共通認識と相互理解を深めることを目的として、毎年開催しているもの。受講対象者は、建設業及び行政の技術系職員、生コンクリート関係技術者などとする。定員は約250人。技士会CPDS、建築士会CPD、設計CPDの認定研修。

 午前の研修では、日本大学非常勤講師の鈴木一雄工学博士が「流動コンクリートのワーカビリティー評価方法」と題して講演を行うほか、宮崎県環境森林部・農政水産部・県土整備部共管工事検査課の相牟田浩明工事検査専門員が「工事検査」について説明する。

 午後からは、九州地方整備局企画部施工企画課の判和美建設専門官が「i-Constructionの取り組み」について、竹本油脂株式会社第三事業部営業総括部営業技術グループの小玉淳司氏が「最新のコンクリート用化学混和剤」について説明。

 また、宮崎労働局労働基準部健康安全課の木村剛地方産業安全専門官が「労働災害の現状と防止対策」について説明するほか、宮崎大学名誉教授で宮崎コンクリート研究所の中澤隆雄所長が「鋼橋RC床版の耐久性に関する調査」と題して講演する。

 時間は9時30分から17時まで。受講料は一般が4000円、共催関係会員が3000円。受講希望者はホームページ等でダウンロードできる所定の申込書に必要事項を記入し、7月1日までに宮崎県生コンクリート工業組合事務局へ申し込む。

 研修会に関する問い合わせ及び申し込み先は、宮崎県生コンクリート工業組合(電話0985-24-7025、FAX0985-24-7054)。