国土交通省九州地方整備局は、１０月から１２月にかけて九州各県で開催する２０２１年度「新技術・新工法説明会」の聴講参加者を募集する。宮崎会場は１１月１１日に宮崎市民文化ホール(宮崎市花山手東３丁目２５－３)で開催する。参加無料。定員は９０人程度。聴講申し込みを１１月４日まで先着順で受け付ける。
国土交通省や地方自治体の技術系職員、民間企業の技術者等を対象に、社会資本整備に寄与する新技術や新工法を広く知ってもらい、公共工事での新技術の更なる活用を図るとともに、新たな技術開発を促進することが説明会の目的。説明会では、新技術情報提供システム(ＮＥＴＩＳ)の活用状況等についても解説する。
宮崎会場は、１１月１１日の１０時２０分から１６時３０分まで、宮崎市民文化ホール１階イベントホールで開催する。プレゼンテーション企業に選ばれた１６者が新技術・新工法の説明を行う。説明会は、一般社団法人建設コンサルタンツ協会と一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会の継続教育の単位取得を予定する。
聴講希望者は、専用サイトからダウンロードできる募集要領を確認のうえ、所定の申込書に必要事項を記入し、業務委託先の一般社団法人九州建設技術管理協会へ電子メール(shingijutsu@kyugikyo.or.jp)で送付する。応募は先着順とし、１企業あたり２人まで。応募者多数の場合は、聴講人数を調整する場合がある。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場内ではマスクの着用を必須とし、受付時に検温や消毒への協力を求める。発熱や風邪症状、体調不良がある場合は、参加を控えてもらう。万が一の感染発生時に備え、参加者を特定できるよう参加者名簿を作成し、名簿の提出が必要な場合は会場に名簿を提出する。
説明会全般に関する問い合わせ先は、九州地方整備局企画部施工企画課または港湾空港部海洋環境・技術課(電話０９２－４７１－６３３１)、九州地方整備局九州技術事務所技術開発対策官(電話０９４２－３２－８２４５)。申し込みに関する問い合わせ先は、九州建設技術管理協会久留米業務室(電話０９４２－４６－３２３２)。
宮崎会場のプレゼン技術は次のとおり▽産業用水中ドローンＤｉｖｅＵｎｉｔ３００▽環境対応油圧作動油▽パッチシールクロスによる漏水対策工法▽立体視覚による分離方法▽ＥＳネット工法▽ソーラー充電式ＬＥＤ街路灯「恵みの光」▽カメラ式人検知システム▽高圧ＣＳＢ▽ＣＵＰ工法▽移動式クレーンのアウトリガー張出確認旗(張り出しＯＫくん)▽ひび割れへのシールテープ「せこたん」を用いた手動式低圧注入工法▽特殊分解洗浄工法「カビとり隊」▽グラスグリッド▽ＳＭＭ－Ｄｙ工法▽吹付受圧板工法ＦＳＣパネル▽Ｖ－ｎａｓ Ｃｌａｉｒ。
《聴講募集要領》