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知事表彰に外山木材ら2社 障がい者雇用優良事業所

 宮崎県は、障がい者の積極的な雇用に貢献している事業所等を表彰する「障がい者雇用優良事業所」の知事表彰で、木材製品製造業の外山木材株式会社(都城市)、ビルメンテナンス事業等を手掛ける株式会社グローバル・クリーン(日向市)を選定した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、表彰状及び記念品の授与は個別に行う。

 県では、障がい者の雇用の促進と職業の安定に資するため、障がい者を積極的に多数雇用した事業所や、模範的な職業人として継続勤務している個人を対象に、「障がい者雇用優良事業所」及び「優秀勤労障がい者」の知事表彰を実施。毎年9月の「障がい者雇用支援月間」に合わせて、表彰式を開催している。

 今年度の障がい者雇用優良事業所に選ばれた外山木材は、日本最大級の国産材製材工場を有し、スギの製品生産量で全国トップクラスを誇る、大正2年創業の木材業界の老舗企業。今年6月時点で、身体障がい者3人、知的障がい者4人、精神障がい者5人の合計12人(重度の知的障がい者2人を含む)を雇用している。

 採用後は、製材工場内での木材製品の仕分け作業や製品の梱包・結束等の軽作業を担当。障がいを気にせずに働けるよう配慮するとともに、本人に合った接し方を心掛けている。賃金や昇給体系は健常者と同様であり、本人のやる気次第で評価が上がる能力評価制度を導入するなど、働きがいを感じる職場づくりに努めている。

 一方、ビルメンテナンス事業やクリーンコンサルティング事業を手掛けるグローバル・クリーンでは、今年6月時点で知的障がい者4人、精神障がい者2人の合計6人(重度の知的障がい者1人を含む)を雇用。2000年の創業当時から障がい者を雇用するとともに、特別支援学校からの職場実習も積極的に受け入れている。

 採用に当たっては、障がいの特性に応じた適材適所の配置を行い、自社の人材育成計画に基づき教育訓練体系を整備して、障がい者も健常者も区別なくキャリアアップできる環境を整えている。クリーンコンサル事業では、障がい福祉サービス事業所と連携し、障がい者の雇用創出や工賃向上に繋げる取り組みを展開している。