国富町は、公募型プロポーザル方式で事業者を選定する「役場庁舎LED照明設備リース事業」の手続きを開始する。役場庁舎にLED照明機器を導入し、光熱費の節減を図るとともに、整備に要する費用をリース契約とすることで、財政負担の平準化を図る。今回の事業の結果を検証し、他施設への導入の可能性についても検討を行う。
事業では、▽リース契約による機器の導入▽年間リース料は最大162万円▽契約期間は10年以内▽契約期間中は新価動産保険等でLED照明の提供を維持▽契約期間終了後の取扱は無償譲渡―を求めるほか、蛍光灯型LED照明の導入に際して、既存の照明器具を撤去し、電源内蔵型のLED照明器具に取り替えることなどを求める。
プロポーザルに参加できるのは、県内企業または県内企業を含む複数の法人で構成する連合体。提案書には、事業運営体制やリース契約期間、機器導入等に伴う経費(想定リース料金・リース料金以外の必要経費)、電気料金想定削減額及び電力使用量削減量、保守・維持管理の方法等の特記事項などを記載する。
事業内容の説明は、9月15日~17日に財政課で行う(事前にアポイントが必要)。現地調査期間は、9月21日・22日・24日とし、財政課と日時の調整を行う。質問は9月29日まで受け付け、全ての提案者に質問内容及び回答を通知する。10月5日~8日に提案書を受け付け、10月中旬に審査会及び結果の公表を行う。
提案書の審査項目と配点は、事業の遂行・運営体制が20点、事業内容が50点、その他が30点。審査委員の評価点の平均が60点以上、かつ最高得点の提案者を事業候補者に決定する。事業候補者と町で詳細な打合せを行い、合意の後に契約を締結する。
実施要領は国富町のホームページで確認できる。問い合わせ先は、財政課管財契約係(〒880-1192国富町大字本庄4800番地、電話0985-75-3112、FAX0985-75-7903、電子メールzaisei@town.kunitomi.miyazaki.jp)。