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延岡労働総合庁舎新営など継続 鹿児島営繕の事業概要

国土交通省九州地方整備局鹿児島営繕事務所は、2021年度の事業概要を明らかにした。鹿児島第3地方合同庁舎や延岡労働総合庁舎の新営工事を継続するとともに、川内合同庁舎の長寿命化改修工事、宮之城森林事務所の新営工事などを実施する。

 20年度に着工した延岡労働総合庁舎は、老朽化や耐震性・駐車場不足といった既存施設の課題に対応するため、延岡労働職業安定所及び延岡労働基準監督署を建て替えるもの。規模はRC造造3階建延べ2997m2。施工は広成建設らが担当している。

 一方、鹿児島第3地方合同庁舎は、災害応急対策活動に必要な機能を有した国の防災拠点として整備するもの。規模は、SRC造地上5階地下1階、延床面積1万1588m2。18年度から1期と2期に分けて施工し、23年度の完成を目指している。

 21年度はこのほか、川内合同庁舎(RC造5階建延べ4698m2)の長寿命化改修、宮之城森林事務所庁舎(木造平屋建延べ50m2)の新築、レジデンス・イン・やくし(宿舎/SRC造7階建延べ1638m2)の改修などに取り組む。