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健幸づくり推進企業、坂口建設ら8者を認定 小林市

 小林市は、従業員やその家族の健康づくりに積極的に取り組む企業等を認定する「こばやし健幸づくり推進企業」として、株式会社水耕舎や有限会社西日本ボーリング、坂口建設株式会社、株式会社三共ら8者を認定した。従業員等の健康づくりに積極的に取り組む企業としてPRするほか、市の補助制度を活用することができる。

 こばやし健幸づくり推進企業認定事業は、市内の企業や法人、団体等を対象に、従業員またはその家族の健康づくりに積極的に取り組む企業等をこばやし健幸づくり推進企業として認定するとともに、その取り組みを支援することにより、働く世代の健康づくりの促進を図ることを目的として、2021年4月に創設したもの。

 認定されるためには、必須項目の「健診受診率100%に向けた取組」のほか、①保健指導の利用率向上②各種がん検診の受診率向上③食生活の改善④運動機会の増進・運動習慣定着⑤受動喫煙対策⑥適正飲酒の推奨⑦歯科健診の受診率向上⑧口腔ケアの推奨⑨メンタルヘルス対策―のうち1つ以上に取り組む必要がある。

 これらに取り組むことで、企業経営に於いて好循環が期待できるほか、市のホームページや新聞広告で従業員等の健康づくりに積極的に取り組む企業としてPRする。健康づくりに役立つ情報や市主催の健康イベント等の情報を紹介するとともに、従業員等の健康づくりに取り組むための市の補助制度を活用することができる。

 今年7月~8月に認定を受けたのは、製造業の株式会社ミヤザキ、卸・小売業の株式会社FORCUM、建設業の株式会社水耕舎、建設業の有限会社西日本ボーリング、サービス業の小林商工会議所、製造業のサンキョーミート株式会社霧島ミートプラント、建設業の坂口建設株式会社、製造業の株式会社三共の8者。

 このうち水耕舎では、適正飲酒の推奨や健康づくりの啓発に関する取り組みを実施。西日本ボーリングでは、受動喫煙対策や適正飲酒の推奨に関する取り組みを実施している。坂口建設と三共では保健指導の利用率向上に関する取り組みや、メンタルヘルス対策に関する取り組みを推進している。

 認定を希望する事業所は、所定の認定申請書に必要事項を記入し、窓口(健康都市推進室)に提出。申請内容を審査し、認定の適否を判定したのち、認定された企業に対して認定証を交付する。認定期間は、認定を受けた日の属する年度の末日まで。取組報告を行った認定企業は、翌年度の末日まで認定期間を更新する。

 制度の詳細はホームページで確認できる。申請先及び問い合わせ先は、小林市健康都市推進室(〒886-8501小林市細野300番地、電話0984-23-0456、FAX0984-25-1037、メールk_kikaku@city.kobayashi.lg.jp)。

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