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施工図の見方・書き方など熱心に学ぶ 宮崎県電業協会

      

▲写真は挨拶する田之上副会長、講師を務めた草野氏、講習会の模様

 一般社団法人宮崎県電業協会(牛島宏会長)は7月6日、宮崎市内で2021年度の技術講習会を開催した。講習会のテーマは「施工図の見方・書き方」。新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、県内各地から参加した技術者が、電気設備工事に必要となる施工図の書き方、建築図や給排水衛生設備図の見方等を学んだ。

 電気設備工事に携わる技術者等の技術の向上や知識の習得を図り、電気工事の品質を確保するため、協会では広く県内の電気工事関係者を対象とした技術講習会を開催。開会挨拶で田之上正春副会長は、新型コロナ感染防止対策への協力を求めるとともに、「講習会を通じて学ぶ内容を、是非自分のものにしてもらいたい」と述べた。

 講習では、株式会社九電工宮崎支店電気技術部の草野誠氏が、▽電気設備の施工図▽電気設備施工図作成要領▽受変電設備▽自家発電設備▽幹線設備▽動力設備▽電灯・コンセント設備▽構内情報設備▽防災設備▽接地工事▽建築設計図の見方▽空調設備設計図の見方▽給排水・衛生設備設計図の見方▽搬送設備設計図の見方―について説明。

 電気設備の施工図の役割や作成フローのほか、電気設備施工図の種類や作成のためのチェック事項、電気設備関連施工図の種類や見方、留意点などについてわかりやすく解説した。