都城市は7月9日、条件付一般競争で「乙房小校舎新増改築工事に伴う設計委託」の入札を執行し、益田設計事務所が2267万円で落札した。RC造3階建の校舎等新築設計、既存建物の非構造部材点検・改修設計のほか、同じく解体設計を委託する。履行期限は2022年3月18日。税抜の予定価格は2937万1000円だった。
敷地内に建設する新増改築建物の規模は、RC造3階建2000m2程度を想定。建物内には、普通教室、特別教室(音楽室・理科室・家庭科室及び各準備室・図書室)、管理諸室(校長室・職員室・事務室外)、便所、下足室、放送室、エレベーターを配置する。また、渡り廊下の新築に係る設計、空調設備の新設・移設及び更新に係る設計も行う。
解体建物は13棟(RC造2階653m2)及び16棟(同486m2)の2棟で、解体建物と同等の部屋数・面積・設備を有する仮設校舎の設計を行う。非構造部材点検及び改修設計の対象施設は、▽17棟(RC造2階611m2)▽21棟(S造平屋21m2)▽22棟(RC造2階363m2)▽23棟(木造平屋82m2)―の4棟とする。