県内12地区の管工事組合で組織する宮崎県管工事協同組合連合会(古澤雄二理事長)は5月27日、宮崎水道会館で2021年度「第50回通常総会」を開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、委任状や書面による議決行使を中心に、少数の出席者で開催し、21年度事業計画案及び収支予算などを決定した。
21年度の事業計画では、会員及び所属員の融和・強調や組織の更なる拡大、スクラップアンドビルドによる時機を捉えた事業展開、関係団体との連携強調による組織活動の円滑化、会員及び所属員の経営基盤の安定・発展に努めることを基本方針に掲げた。
事業の推進にあたり、会員及び所属員の事業展開のため、タイムリーで効果的な各種研修及び講習等の開催、入札制度改革や資格取得といった関係法・制度改正に関する迅速な情報提供に努めるとともに、発注機関等に対する陳情・要望活動を促進する。
このうち、組織強化推進事業では、発注機関に対して急激な入札制度改正に伴う歪みの是正・改善等を要望。未加入同業者への加入を呼び掛け、業界全体のボトムアップを図る。経営の改善・合理化のための研修等を開催するとともに、各種講習等を通じて技術者のスキルアップを図ることで、技術者の地位の向上などにつなげる。
このほか、地域に於ける会員の労働安全・交通安全運動の自主活動も支援する。今年で連合会設立50周年を迎えることから、10月に記念大会の開催も計画する。