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新役員案を了承、碕山理事長を再選 宮崎県溶接協会

 一般社団法人宮崎県溶接協会(碕山裕和理事長)は、2020年度事業報告及び収支決算、21年度事業計画案及び予算案を決定した。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、対面式での通常総会の開催を取り止め、書面審議で会員の同意を得た。任期満了に伴う役員改選では、碕山裕和氏が理事長に再選された。

 20年度の事業報告では、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めながら、溶接技術評価事業や講習会関係事業、厚生労働省から委託を受けた中小企業等担い手支援育成事業、就職氷河期世代向けの短期資格等取得コース事業などを実施したことを報告。ただ、溶接技術競技会事業は、ほとんどの事業が中止となった。

 一方、21年度の事業計画では、本県溶接技術水準の向上と資質・技術の伝承を目的に、宮崎県工業技術センターと連携し、溶接資格試験やアーク溶接特別教育講習会、溶接技術競技会の実施、高校生大会に向けた県内高校との連携に取り組むことを確認した。

 また、溶接技術に関する相談・指導・調査研究や、溶接関係図書及び出版物の配布または頒布、検証紙販売委託業務を実施するとともに、県内7地区支部・各会や関係官公庁、関係団体等との連携強化を図る。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽理事長=碕山裕和
▽副理事長=後藤健治、池田洋
▽理事=山田耕一、日髙寛、倉本英和、山口順一、百市博臣、上原輝次、齋藤嘉憲、黒木洋信、藤本浩司
▽監事=阿萬正紀、奈良宏一郎
▽相談役=鳥越清、布施泰史
▽顧問=蓬原正三、横田照夫、井本英雄、外山衛。