建設ネット企画画像 四角 四角

安全に対する意識付けを高める 宮崎地区建設業協会

      

▲写真は挨拶する本部会長、岡元署長、大会の模様

 宮崎地区建設業協会(本部喜好会長)と宮崎労働基準監督署、宮崎県土木施工管理技士会宮崎支部が主催する2021年度の建設業安全衛生推進大会が、6月24日に宮崎建友会館で開催された。マスクの着用や参加者数の制限、時間短縮といった新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で、大会を通じて安全意識の高揚を図った。

 挨拶で本部会長は、先人の知恵や設備等の改善で現場内の安全性は向上しているが、それでも事故が発生している現状を踏まえ、「安全に対する教育や意識付けを高める必要がある」と指摘。安全衛生活動は地味な作業ではあるが、根気強く、繰り返し教育や指導を行い、労働災害防止の徹底に努めてもらうよう呼び掛けた。

 宮崎労働基準監督署の岡元秀樹署長は、建設業に於ける労働災害の防止に向けて、基本的な手順の確認や徹底の必要性を訴えたほか、7月1~7日を本週間とする全国安全週間に関して、経営トップによる安全パトロールを実施し、現場のリスクを見つけ、責任者や作業員と話し合い、リスクに対する感受性を高めてもらうよう求めた。

 安全講話では、宮崎労働基準監督署安全衛生課の外村哲史課長が「建設業の労働災害防止」をテーマに講演。全国及び宮崎県内に於ける労働災害の発生状況や一人親方等の死亡災害の発生状況、熱中症対策のポイントを説明したほか、重機による死亡災害の事例を踏まえ、発生原因や再発防止対策などを解説した。

 また、「建設現場における熱中症対策」について講演した建設業労働災害防止協会の福元英幸安全管理士は、熱中症による死亡災害の事例や建災防方式健康KY、建設現場における熱中症予防対策と新型コロナウイルス感染防止対策のあり方などを紹介した。

 会員を代表して安全宣言を行った環境安全委員会の中山敬一朗委員は、人命尊重という基本理念に基づき、自主的な労働災害防止対策の推進を図り、安全衛生に対する意識の向上と体制の充実に徹底して取り組み、「死亡災害ゼロへ向かって邁進する」「交通安全に対する意識の向陽に努め、交通災害の撲滅を図る」と述べた。