国土交通省九州地方整備局は、今年10月から12月にかけて九州各県で2021年度「新技術・新工法説明会」を開催するにあたり、説明会でプレゼンテーションを実施する技術を募集する。受付期間は6月23日から7月21日まで。説明会の開催概要やプレゼン技術の募集要領等はホームページで確認できる。
国土交通省や地方自治体の技術系職員、民間企業の技術者等を対象に、社会資本整備に寄与する新技術や新工法を広く知ってもらい、公共工事での新技術の更なる活用を図るとともに、新たな技術開発を促進することが説明会の目的。説明会では、新技術情報提供システム(NETIS)の活用状況等についても解説する。
プレゼンテーションの募集技術数は、各会場ともに20技術程度。対象は6月23日現在でNETISに登録されている技術とし、登録申請中の技術は対象外とする。1企業で複数技術を応募することも可能で、それぞれの技術ごとに申込書を提出する。複数技術が選定された場合、別々の会場となる場合がある。
会場別の応募状況などを勘案し、プレゼンテーション技術を選定し、8月下旬を目途にメールで結果を通知する。選定にあたっては、九州で登録された技術や九州内に本店がある企業の技術、事後評価未実施技術を優先する場合がある。
プレゼンテーションの時間は1技術10分程度。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、来場発表ができない場合を考慮し、動画等(録画)による発表も可能とする。オンライン会議システムを活用したリアルタイムの発表は実施できない。新型コロナ対策として、例年行っているブーススペースは今年も設置しない。
発表希望者は、九州地方整備局のホームページからダウンロードできる所定の申込書に必要事項を記入し、期間内に一般社団法人九州建設技術管理協会久留米業務室(電話0942-46-3232、メールshingijutsu@kyugikyo.or.jp)へ申し込む。
宮崎ブロックの説明会は、11月11日に宮崎市民文化ホールで開催する。聴講は無料、定員は100人程度。説明会の聴講申し込みは、プログラムの決定後(9月上旬頃)にホームページで案内する。説明会は、建設コンサルタンツ協会及び全国土木施工管理技士会連合会の継続学習制度の認定を予定している。