一般社団法人日本建設機械施工協会九州支部が主催し、国土交通省九州地方整備局が共催する「i-Construction技術講習会」(第Ⅰ期・基礎編)が、7月から順次開催される。今回の第Ⅰ期(基礎編)と11月頃に開催予定の第Ⅱ期(活用編)に分けて開催し、ICT活用工事の施工に必要な知識や技術の習得を図る。
7月に▽熊本会場=7月2日/熊本県民交流館パレア▽大分会場=7月9日/別府国際コンペンションセンター▽佐賀会場=7月16日/サンメッセ鳥栖▽鹿児島県=7月26日/鹿児島県市町村自治会館―の4会場で開催する基礎編では、3次元計測からデータ処理方法などをプロフェッショナルが解説する。
当日は、九州地方整備局がICT施工の実施状況と普及拡大、インフラ分野のDXに向けた取り組みについて説明。また、i-Construction施工による九州支部生産性向上推進会議が、▽各種要領類▽3次元計測技術とICT建設機械の概要▽ICT施工の実施効果▽点群処理と3次元設計データ作成―について解説する。
希望者は誰でも参加できる。参加費は、同協会九州支部会員と官公庁職員が無料、非会員が3000円。CPDSは5ユニットを予定。受講希望者は、所定の参加申込書に必要事項を記入し、FAXで事務局に送付する。各会場ともに定員に達し次第、申し込みを締め切る。空席状況は同協会九州支部のホームページで確認できる。
新型コロナウイルス感染症対策として、検温や手指の消毒、マスクの着用などに協力を求める。感染症の発生による地域事情などにより中止となる場合がある。講習会に関する問い合わせ及び申し込み先は、日本建設機械施工協会九州支部(電話092-436-3322、FAX092-436-3323)。
《講習会の開催案内》