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時代に沿った安全衛生活動を推進 延岡地区建設業協会

      

▲写真は挨拶する木村会長、大会の模様

 延岡地区建設業協会(木村健一会長)は6月18日、延岡建設会館で2021年度の安全推進大会を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策として、例年よりも規模を縮小して開催。会員企業の代表や技術者が参加し、安全講話や安全宣言等を通じて、現場等における労働災害及び交通災害を撲滅することを固く誓った。

 挨拶で木村会長は、各種研修会の開催や安全パトロールの実施など、事故防止に向けた協会の取り組みについて説明。「時代に沿った安全衛生活動に積極的に取り組み、安心・安全なイメージを広め、若手の確保につなげていきたい」と述べた。

 合わせて、「今大会を契機に労働安全及び交通安全の重要性を再認識し、トップの強いリーダーシップのもと、関係者が一丸となって安全活動を着実に実行し、安全で安心な職場環境づくりに努めて欲しい」と、無事故・無災害の達成を呼び掛けた。

 招かれた来賓を代表して、延岡市の読谷山洋司市長、延岡労働基準監督署の大野一喜署長、延岡警察署の久留米英樹署長が挨拶した。

 安全講話では、延岡労働基準監督署の田邊圭安全衛生課長が「労働災害の発生状況と防止対策」をテーマに講演。県内で発生した労働災害の事例を紹介しながら、再発防止対策の具体例を紹介するとともに、熱中症対策についても解説した。

 労働安全宣言を行った児玉安弘安全指導員は、「災害防止活動の重要性を再認識し、人命尊重と社会的責任の基本理念に基づき、労働災害ゼロの実現に向けて邁進する」と述べた。交通安全宣言で服部正仁安全指導員は、「交通安全スローガンを再認識し、地域ぐるみ・職場ぐるみ・家族ぐるみで交通事故の防止に努める」と述べた。

 大会に先立ち表彰式も行われ、優良事業所及び優良個人表彰の受賞者に木村会長から賞状と記念品が授与された。

*表彰受賞者は次のとおり(敬称略)。
▽優良事業所表彰=不二建設、司建設
▽優良個人表彰=三村千代子(岡田工業)、古田俊秀(可愛工業)、高須聡(山崎産業)、田口勝彦(八作建設)、猪狩一史(東栄建設)、山口顕(伊東建設)、一瀬隆志(盛武組)、矢野直孝(三井工業)、三重野徹(湯川建設)。