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人手不足解消へ働きやすい環境を整備 宮崎県警備業協会

      

▲写真は挨拶する福田会長、総会、表彰式の模様

 一般社団法人宮崎県警備業協会(福田保会長)は6月17日、宮崎市内で2021年度の「定時総会」を開催した。総会は新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しつつ行われ、21年度の事業計画や収支予算、協会役員の追加選任などを承認した。

 挨拶で福田会長は、働き手の不足が社会問題化していることに触れ、働きやすく、魅力のある職場づくりが業界にとって最重要課題であることを指摘。その中で、青年部を中心にハローワークと連携して行っている活動に言及し、求職者との面談会を通じて警備業の魅力を伝えていく取り組みを今後も続けてもらうよう求めた。

 一方で、協会として取り組むべき課題を提示した上で、警備員の給与及び処遇の改善や働きやすい職場づくり、業界が一体となった適正な警備料金の確保、質の高い警備を提供できる教育の充実に取り組むことを約束した。

 議案審議では、20年度事業及び収支決算、追加役員の選任等を承認したほか、21年度の事業計画及び収支決算等を報告。21年度の事業計画では、重点事項の▽警備業務の適正化活動の推進▽教育事業の推進▽労働災害防止活動の推進▽広報啓発活動の推進▽社会・地域貢献活動の推進―などに取り組むことを確認した。

 総会に先立ち行われた表彰式では、協会規定に基づく▽感謝状贈呈▽警備員教育功労者▽永年勤続警備員▽勤務成績優秀警備員―の受賞者(後記参照)に対し、福田会長から表彰状と記念品が贈られた。

*表彰受賞者は次の通り(敬称略)
▽感謝状=春元久美子(宮崎県警備業協会)、柄本重敏(F・Cガード)、大我善成(九州ガードシステム)
▽警備員教育功労者=歌津公博(セコムジャスティック宮崎)、佐野佳乃子(KBサービス)
▽永年勤続警備員=谷川傳(宮崎綜合警備)、比江島秀也(セコムジャスティック宮崎)、座間幸和(南日本警備保障)、花盛堂仁(宮交ビルマネジメント)、鮫島秀幸(にしけい)、小川正信(南日本警備保障)、中村めぐみ(F・Cガード)、中村正義(オスカコーポレーション)、井上和也(九州ガードシステム)
▽勤務成績優秀警備員=今村祐樹(F・Cガード)、川越豊(富士総合サービス)、日高孝司(オスカコーポレーション)、苑田隆司(南日本警備保障)、甲斐悠介(南日本警備保障)。