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労災撲滅に会員一丸で取り組む 串間市建設業協会

         

▲写真は挨拶する河野会長、総会の模様

 串間市建設業協会(河野義也会長)は6月16日、串間市建設会館で2021年度の安全推進大会を開催した。新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、会員企業の代表や技術者らが、建設業における労働災害や交通災害の防止対策などを熱心に学んだ。

 挨拶で河野会長は、会員企業が請け負う現場が無事故・無災害で進捗していることに感謝の意を示すととともに、重機や大型車両を使用する建設業では、労働災害が発生する可能性が高いことを指摘。「日頃から徹底した注意喚起を行い、労働災害・交通災害の撲滅に一丸となって取り組んでいかなければならない」と呼び掛けた。

 その後、招かれた来賓を代表して、日南労働基準監督署の佐々木大樹署長、串間土木事務所の黒木陽二所長、串間警察署の井上保志署長が挨拶した。

 安全講話では、日南労働基準監督署の里山信宏監督官が建設業における労働災害の現状とその防止策について説明。串間警察署地域交通課の田中利明課長は、市内の交通事故の現状や防止策について講演し、参加者は講演内容に熱心に聞き入っていた。

 青年部の河野義範部長が、「人命尊重という人類普遍の基本理念に基づき、すべての労働・交通災害の撲滅と安全衛生管理水準の向上及び安全管理体制の充実を図る」と安全の誓いを読み上げ、会員一丸で安全衛生活動を徹底することを固く誓った。