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経営事項審査の再審査、7月29日まで受付 宮崎県

 今年4月に経営事項審査の審査基準が改正されたことに伴い、宮崎県は競争参加資格の再審査を7月29日まで受け付けている。改正後の審査基準で経審の総合評定値を取得し、再審査申し立て時点で旧申請による経審結果通知書の有効期間が残っている者が対象。改正があった項目のみを書面で審査する。

 4月の経審改正は、監理技術者補佐の資格要件を満たす技術者を「技術職員数(Z)」の評価項目で加点できるようにしたり、所属する技術者が取得したCPD単位の平均値と建設キャリアアップシステム(CCUS)でレベルアップした技能者数に応じ、「社会性(W)」の評価項目で加点できるようにした。

 県ではこれまで、土木一式と建築一式で、主観点数としてCPD・CPDSの取得UNIT数に応じた加点を行っていたが、今回の制度改正に伴い、次回の格付では主観点数としての加点を行わない可能性がある。CPD(CPDS)取得に対する評価を受けるため、再審査を受審してもらうよう呼び掛けている。

 申請希望者は、県のホームページに掲載しているチェックリストで必要書類を確認し、再審査の内容に応じた必要書類を添付する。再審査手数料は無料。提出先は土木事務所または西臼杵支庁。

再審査の案内