新たな一般廃棄物最終処分場の建設を計画する日向東臼杵広域連合(十屋幸平連合長)は、公募型プロポーザルで「次期最終処分場に係る基本構想策定及び用地選定業務委託」の事業者選定手続きを進めていたが、事業者からの提案内容の審査結果を踏まえ、優秀者(契約締結候補者)に建設技術研究所宮崎事務所を特定した。
新たな処分場の埋立容量は約6万m3で、管理事務所や浸出水処理施設、防災調整池等を整備する方針。用地面積は約3.6㌶を想定する。当該業務では、次期一般廃棄物最終処分場のあり方を検討するに当たって基本構想を策定するとともに、処分場の用地を選定する際に必要となる事項を調査し、用地の比較評価を実施する。
処分場の建設に向けて広域連合は、日向市の建設業者等有資格業者名簿で建設コンサルタントの業種に登録され、九州地区内に営業所や支社を有し、同種業務の履行実績を有する事業者を対象に当該業務の事業者を公募。応募のあった4社に関して、業務実績や提案書を審査し、最も優れた提案を行った同社を優秀者に決定した。
業務の履行期間は、契約締結日の翌日から2023年3月31日まで。税込の事業費は2613万6000円以下としている。