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会員一体で温室効果ガス削減へ尽力 宮崎県冷凍空調工業会

       

▲写真は挨拶する金子会長、総会の模様

 宮崎県冷凍空調工業会(金子宏会長)は、宮崎市内で2021年度「第31回定期総会」を開催した。入場時の消毒や検温、会場内でのマスクの着用など、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底したうえで開催。議案審議では、20年度事業経過及び収支決算、21年度事業計画案及び収支予算案を原案どおり承認した。

 挨拶で金子会長は、会員の自主的な活動が会員増強に繋がったことに対して感謝の意を示した。また、政府が打ち出した温室効果ガスの排出量削減目標について、「困難ではあるが、対策を得意とする会員と連携を図り、これを事業拡大のチャンスと捉え、会員とともに協会の発展のために尽くしていきたい」と述べた。

 その後、協会顧問を務める横田照夫県議会議員が挨拶。議案審議では、20年度事業経過報告及び収支決算報告、21年度事業計画案承認及び収支予算案承認、青年部会事業報告などの各議案について審議を行い、全議案ともに原案どおり承認された。

 21年度の事業計画では、▽フロン取り扱い業界団体として地球環境を守る活動▽高圧ガス取り扱い業界団体としての法の遵守と保安▽地域と連携し、技術の発展と福祉に寄与できる業界団体―を基本方針に掲げ、フロンガス回収破壊事業の促進やフロン排出抑制法等の遵守、技術向上のための講習会の開催等に取り組むとした。

 また、業界の健全な発展と改善を目指し、フロン取扱い業界団体としての社会的役割を自治体にPRし、公共事業等の適格事業所に対する分離発注を促進する。業界関連情報や技術情報を会員及びユーザーに提供し、会の情報を行政や関連団体に発信するとともに、監督官庁や関係団体との協議や活動を通じて連携強化を図る。