▲挨拶する長友新会長、岩切新部長、県工組の総会の模様
宮崎県電気工事業工業組合青年部協議会(横山義和会長)は５月２２日、宮崎市内で２０２１年度の通常総会を開催した。検温や消毒、マスクの着用など、新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、２１年度事業計画案及び収支予算案等を承認した。任期満了に伴う役員改選では、新会長に長友光広氏を選出した。
挨拶で横山会長は、沖縄全国大会や長崎全九州大会、他県での視察研修、県内での学生交流会など、会長職を務めた２期４年を振り返り、事業活動に対する役員及び各支部青年部員の支援と協力に感謝の意を示した。そのうえで「ここで築いた絆は一生のもの。これからも業界、青年部を盛り上げて」とエールを送った。
横山会長を議長に選出して行われた議案審議では、２０年度の事業経過を執行部が説明。２１年度の事業計画に関しては、前年度に続き、新型コロナの影響で先行きが不透明ではあるが、会員拡大事業や未来電気工事士育成事業に注力することを確認した。
個別の事業では、高齢者住宅及び公共施設に於ける電気設備無料点検の実施、積算講習会の開催と講師の育成、提案型技術営業の推進、各種講習会・研修会の開催と参加、他業種青年部との交流及び情報交換、未来電気工事士事業(みやｔｈｅキッズモール)への参加、４地区での学生交流会の開催などに取り組む。
任期満了に伴う役員改選では、新会長に宮崎地区の長友光広氏を選出。就任挨拶で長友会長は、本県をはじめ全国的に部員が減少している状況を踏まえ、特に会員拡大事業に注力する考えを示し、「部員の意見を広く吸い上げながら手法を考え、皆で協力して活動に取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
＊新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長＝長友光広
▽副会長＝富永申二、岩田征巳、三島和弘、鎌田直樹
▽専務理事＝岩切秀峰
▽理事＝中谷洋行、黒木昌樹、松原俊一、藤元克希、内村卓哉、吉元大貴、松下幸司、土居慎哉、河野寛己、大塚公男、吉田英雄
▽監事＝横山義和。
■新部長に岩切秀峰氏
同日には宮崎地区電気工事業協同組合青年部(長友光広部長)の２０２１年度「通常総会」も開催。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で、２０年度事業報告及び収支決算、２１年度事業計画案及び収支予算案を原案どおり承認した。また、任期満了に伴う役員改選では、新部長に岩切秀峰氏を選出した。
２１年度の事業計画では、知識や技術、収益力の向上に資する研修会の開催、他団体との交流推進、地域に密着する電気工事業としての奉仕活動の実施、親組合事業への参加協力、他青年部とのコラボレーション事業の実施、会員拡大による組織の活性化、学生交流会等の担い手促進事業に取り組むことを確認した。
新部長に選出された岩切氏は、就任挨拶で「部員の皆さんのアイデアを積極的に取り入れ、ウィズコロナの中でも出来る事業を考えていきたい」と意気込みを語った。総会ではこのほか、今総会を以て卒業する部員に記念品が贈られた。
＊新役員は次のとおり(敬称略)
▽部長＝岩切秀峰
▽副部長＝富永申二、松原俊一、藤元克希
▽理事兼会計＝塚本祥晴
▽理事＝小川雅文、川越章稔、大岩根将之、米澤孝二、松本拓生、川越誠、門分大樹
▽監事＝長友光広
▽顧問・相談役＝横山義和。