一般社団法人宮崎県ビルメンテナンス協会(野津手靖丈会長)は5月20日、宮崎市内で2021年度の通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、理事を中心とした少数の参加者で開催し、21年度事業計画案及び収支予算案等を承認した。任期満了に伴う役員改選では、野津手靖丈氏を会長に再選した。
21年度の事業計画では、建築物環境衛生に係る知識や技術の普及啓発、品確法に基づく評価能力や研修向上の一環として、ビルクリーニング技能士受験準備講習や清掃作業従事者に関連する講習、防除作業従事者講習、貯水槽清掃作業従事者講習の開催に取り組むとともに、アビリンピック大会やシルバー清掃講習に協力する。
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また、労働保険の収支率・収納率の改善を図りつつ、安全衛生大会や安全パトロールの実施、安全標語の募集等を通じて、安全に対する会員企業の意識の向上を図る。このほか、公正・適正な入札制度の構築に向けて、入札制度に関する勉強会を開催するとともに、関係機関に対する要望の検討会を開催する予定でいる。
一方、21年度の会長表彰では、永年勤続優良従事者表彰を▽金丸憲子氏▽城戸静子氏▽竹田勝子氏▽野崎喜代子氏▽益田美津子氏▽藤元令子氏▽田中美智子氏▽木下奈美子氏▽福丸澄枝氏▽長友美樹氏▽高橋好美氏▽甲斐洋子氏▽細野直子氏▽山本誉氏―が受賞した。
*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=野津手靖丈(第一ビル管理)
▽副会長=黒木忠博(宮交ビルマネジメント)、和田茂典(親生ビルサービス)
▽理事=小田浩司(つやげん九州)、湯浅秀文(栄建工業)、二宮渉(中央ビルファシリティーズ)、藤田ひふみ(ワーキング)、肥後薫(大宝)、竹崎秀樹(南九州ダイケン)
▽監事=稲尾佳久(西日本ビル管理)、関谷祐作(第一ビル工事)。
■二宮氏を理事長に再選
同日には、宮崎県ビルメンテナンス事業協同組合(二宮渉理事長)の通常総会も開催し、21年度事業計画案及び収支予算案などを決定した。21年度の事業計画では、会員企業の適正な利潤の確保に繋がる事業を検討するとともに、会員数の拡大や運営財政の正常化に重点を置き、将来を見据えた取り組みを展開していくとした。
一方、任期満了に伴う役員改選では、理事長に二宮渉氏、副理事長に黒木忠博氏と肥後薫氏、理事に小田浩司氏、和田茂典氏、田原昭子氏(宮崎つやげん)、巣山長晃氏(栄建工業)、監事に湯浅秀文氏を選出した。