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災害廃棄物等の処理支援、串間市と協定 資源循環協会ら

 災害時に発生する廃棄物等の適正かつ迅速な処理を支援するため、一般社団法人宮崎県産業資源循環協会(田村努会長)及び宮崎県環境保全事業連合会(石川武則会長)は、串間市と災害時の支援協定をそれぞれ締結した。今年4月に締結式を行い、島田俊光市長と両団体の代表が署名した協定書を取り交わした。

 宮崎県産業資源循環協会は「災害時における廃棄物の処理等に関する協定」を締結。災害で発生する廃棄物の撤去や収集運搬、処分、仮置に必要な土地の確保・提供を支援する。今回の西都市を含め、協会では県内8市及び全ての町村と同様の協定を結んでおり、残る都城市とも早期に協定を締結したい考え。

 一方、宮崎県環境保全事業連合会は「災害時におけるし尿等の収集運搬等に関する協定」を締結。し尿等の収集運搬に必要な車両の提供や人員の確保、資機材の提供、仮設トイレ設置に関する技術的支援、処理施設への運搬等を行う。