宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会は、「第15回うるおいのある川づくりコンペ」の応募を5月21日から6月18日まで受け付ける。施工事例から得られた多自然川づくりの課題や地域連携・協働による多自然川づくりの実践、計画・設計・施工段階での配慮及び工夫により効果的な川づくりとなった事例などを求める。
理想とする川や水辺づくりを話し合い、うるおいのある川づくりについて自由かつ柔軟に探り、具体的なイメージを共有することがコンペの目的。昨年度は13団体から応募があり、西臼杵支庁の「神代川かわまちづくりにおける取組」が金賞に選ばれた。
発表内容は、▽施工事例から得た多自然川づくりの課題▽地域連携・協働による多自然川づくりの実践▽計画・設計・施工段階の配慮や工夫で効果的な川づくりとなった事例▽効果的な川づくりのために計画・設計段階で配慮した事例▽フォローアップによる順応的管理の事例―など。製品や工法等の単なる宣伝は対象外とする。
コンペは8月12日の10時~17時に宮崎県企業局県電ホールで開催する予定。発表者は、持ち時間10分の中で、自由な表現方法で発表を行う。学識経験者や河川行政関係者の審査員が様々な視点から総合的に評価を行い、入賞者を決定する。
出場希望者は、大淀川流域ネットワークのホームページからダウンロードできる応募申込書に必要事項を記入し、事務局へ提出する。書類審査を経て、応募者の中からコンペ本大会の出場者として15者程度を選出する。本大会の出場権を得た団体等は、7月23日までに大会時に配布する発表資料を提出する。
同研究会が主催する研修会とともに、当該コンペについても、研究会認定ポイント付与の対象プログラムとする。詳細はホームページで確認できる。問い合わせ先は事務局(NPO法人大淀川流域ネットワーク内、電話0985-78-2655、または宮崎県県土整備部河川課河川担当(電話0985-26-7185)。
《コンペの募集要領》