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担い手確保へ出前講座など開催 西都地区建設業協会

 西都地区建設業協会(池田博会長)は、2020年度の事業経過及び収支決算、21年度の事業計画及び収支予算を決定した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、昨年度に続いて今年度も通常総会の開催を取り止め、書面決議で全会員の同意を得たうえで、4月26日に開催した理事会で報告した。

 21年度の事業計画に関しては、現在も猛威を振るう新型コロナウイル感染症に関して、工事の施工等に於いて直接的な影響は無いものの、このまま継続すれば昨年同様、協会の事業計画等に影響を及ぼすことが懸念されるため、昨年度に実施できなかった事業について、会員の更なる団結のもとで取り組むことを確認した。

 具体的には、▽発注機関との積極的な意見交換会の実施▽担い手確保のための出前講座等の開催▽危険箇所調査等の実施▽地域貢献活動への積極的な参加▽関係国会議員・県議会議員への業界意見の提示▽秩序ある協会維持のための会員相互の協調性の確立▽会員の技術力向上等を目的とした各種講習会の開催―に重点的に取り組む。