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品質・技術向上、人材育成も推進 宮崎市塗装業協会

 宮崎市塗装業協会(後藤正樹会長)は、2021年度の事業計画及び収支予算を決定した。宮崎市内で新型コロナウイルス感染症の感染が拡大していたことを踏まえ、4月23日に予定していた21年度定時総会の開催を急遽取り止め、書面審議で20年度事業及び収支決算、21年度事業計画案及び収支予算案に対する会員の同意を得た。

 20年度の事業経過では、宮崎市発注工事に対する技術協力を行ったほか、安全大会を書面で開催し、安全関係資料や使い捨てマスクを配布したこと、会員企業が施工する市営団地や公立学校の現場で安全パトロールを実施したことを報告。また、地域貢献活動として、萩の台公園で木製桟橋などの塗り替えを行ったことを報告した。

 21年度の事業計画では、需要開発促進を目的とした市及び関連機関への広報活動や陳情・要望、品質及び技術向上のための研修会の開催、公共施設等の塗装奉仕活動、安全パトロールの実施、安全・環境対策に関する調査研究、若年者の雇用・育成と職業訓練の支援、優れた都市景観の形成を目的とした研修会への参加などに取り組む。

 一方、21年度の会長表彰は、宮崎市発注工事で優秀な工事成績点を獲得した▽くちき▽ヒラハラテクノ▽嶋末塗装店―の3社と、現場の安全衛生管理が特に優れていたイマムラテクノがそれぞれ受賞した。