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建友会館で6月から順次開催 建築工事の監理技術者講習

 公益社団法人日本建築士会連合会が主催し、一般社団法人宮崎県建築士会が協力する「建築工事に特化した監理技術者講習」が、▽6月18日▽8月27日▽11月12日▽12月2日ーの計4回、宮崎建友会館(宮崎市別府町2-12)で開催される。定員は各回とも10人。インターネットや郵送で受講申し込みを受け付ける。

 建設業法の規定により、元請負の特定建設業者が当該工事を施工するために締結した下請契約の請負代金総額が4000万円以上(建築一式は6000万円以上)の工事には、監理技術者を専任で配置することが求められている。監理技術者として工事に携わる者は、登録機関が実施する監理技術者講習を受講しなければならない。

 今回の講習は、登録機関として国土交通省から認定を受けた日本建築士会連合会が主催するもの。建築に特化したテキストを使用し、トラブル事例や業務別の関連法制度などを解説する。修了者には建築士会CPD6単位が付与され、WEB上でCPD問題に解答・正答すると、講習とは別に最大12単位を取得できる。

 講習のカリキュラムは、▽建設業界の現状▽監理技術者制度と責務▽契約制度▽施工計画と施工管理の留意点▽品質管理▽安全衛生管理▽環境管理▽生産性向上と最新技術・材料の動向▽建築設備工事―など。最後に修了試験を行う。

 講習会の詳細や申し込み方法は、日本建築士会連合会のホームページで確認できる。講習に関する問い合わせ及び申し込み先は、日本建築士会連合会「監理技術者講習本部」(〒108-0014東京都港区芝5-26-20建築会館5階、電話03-3456-2061、メールkanri@kenchikushikai.or.jp)。