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業界発展へ各種要望など展開 日南地区建設業協会

      

▲写真は挨拶する柳橋会長、総会、表彰式の模様

 日南地区建設業協会(柳橋恒久会長)は4月23日、日南建設会館で2021年度の通常総会を開催した。総会は、手指の消毒やマスクの着用など、新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで開催。20年度事業経過及び収支決算、21年度事業計画案及び収支予算案など4つの議案を原案どおり承認した。

 会長挨拶で柳橋会長は、新型コロナ感染症で日本経済が大きなダメージを受けていることに言及。頻発化している自然災害に対して、「地域の安全・安心を確保する守り手として、我々は重要な役割を担っている」と強調し、「関係団体等との意見交換を通じて連携を密にし、業界の発展に向けた各種要望を行っていく」と話した。

 議案審議では、事業計画や収支決算・予算などを承認。このうち、21年度の事業計画では、▽公共事業予算の増額確保と国土強靭化の推進▽働き方改革への対応▽ICT活用拡大等の普及促進▽新型コロナウイルス感染防止対策▽法令遵守の徹底―などの重点事項のほか、自主活動や研修、表彰・会議等の開催に取り組むことを確認した。

 21年度の表彰式では、会社表彰を日郷建設有限会社(斯波忠利代表取締役)の1社、従業員表彰を福岡憲治氏(富岡建設)、熊本勝氏(前同)、山田幸司氏(東浜興業)、外山義政氏(谷口重機建設)、平原清則氏(浜田建設)、古澤義輝氏(山下建設)、中村保幸氏(中幸組)、横山功一郎氏(永野建設)の8人が受賞した。

 受賞者を代表して福岡氏が「今回の受賞は諸先輩方のご指導の賜物であり、このうえない喜び。これからも建設業の益々の発展に努力していきたい」と謝辞を述べた。