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IoT等活用で生産性向上、中小企業者を公募 宮崎県

 ものづくり現場における生産性の向上を図るため、宮崎県はIoT等のデジタル技術を活用し、生産工程の合理化・自動化に取り組む中小企業者を公募する。選定された企業に対して、IoT等の導入コンサルティングや試験運用に係る費用を補助する。

 補助対象者は、製造業者のうち日本標準産業分類に掲げる▽フードビジネス分野▽医療機器分野▽輸送機器分野―のいずれかに該当し、資本の額もしくは出資の総額が3億円以下、または常時使用する従業員の数が300人以下の県内中小企業であること。

 対象経費は、IoT等の導入コンサルに係る委託料や謝金・旅費など、IoT等試験運用に係る設備費等やソフトウェア、クラウド利用料、リース料など。汎用性のあるパソコンやタブレット等は原則リースとし、設備費等は1件あたり30万円以下とする。

 申請希望者は、事業計画書等の提出に先立ち、5月21日までに申込(予定)書を提出する。事業計画書等は、5月28日までに持参または郵送で提出する。予算額は150万円以内。審査委員によるヒアリングを行い、補助事業者を選定する。

 事業の内容等に関する質問は電子メール(kigyoshinko@pref.miyazaki.lg.jp)で受け付ける。募集要項や様式は宮崎県のホームページで確認できる。事業計画書等の提出先は、宮崎県商工観光労働部企業振興課工業・情報産業振興担当。

事業の募集要項