▲写真は挨拶する十川部長、内田部長、総会の模様
宮崎県建築士会宮崎支部の青年部(十川学部長)と女性部(内田恭代部長)は４月１６日、宮崎市内で２０２１年度の通常総会をそれぞれ開催した。検温や消毒、マスクの着用など新型コロナウイルス感染防止対策を講じたうえで、２０年度事業及び収支決算、２１年度事業計画案及び収支予算案を原案どおり承認した。
青年部の総会で挨拶に立った十川部長は、新型コロナの影響で活動の自粛が求められた前年度を振り返りつつ、今後も早期の収束が見通せない中で、「建築士だからこそ出来ることを皆で考え、青年部として充実した活動を展開していきたい」と意欲を見せた。
議案審議では、２０年度の事業経過及び２１年度の事業計画を各委員会の委員長が説明。建築士としての地域貢献や会員拡大を事業方針に掲げ、新型コロナ感染症の状況を踏まえながら、建築セミナーや会員相互の交友親睦事業、研修会等の開催に取り組むとともに、ＳＮＳ等を活用した青年部活動の情報発信を行うことを確認した。
一方、女性部の総会では、内田部長が「コロナ禍の自粛を活動を考え直す機会と捉え、より良い活動を展開していこう」と挨拶。来賓として招かれた宮崎支部の福添勝郎支部長は、建築士としての多様性が求められていることを指摘するとともに、「女性の視点で積極的に活動を展開してもらいたい」と期待を込めた。
議案審議では、２０年度の事業経過や２１年度の事業計画を原案どおり承認。新型コロナ感染症の状況を見ながら、２１年度は女性部主催の研修会や青年部と共催する月見会及び建築セミナーの開催、鹿児島・大分・宮崎の建築士会で開催する合同研修会、全国女性建築士連絡協議会などへの参加を予定していることを確認した。