建設業労働災害防止協会(建災防)は、2020年粉じん障害防止規則の改正に合わせて改定した『ずい道等建設工事における換気技術指針』について、6月3日に技術セミナーを開く。指針の改定に携わった喚起技術設計や作業環境測定の専門家を講師に招き、新しい指針の内容を解説する。
厚生労働省は、粉じん障害防止規則を20年6月に、『ずい道等建設工事における粉じん対策に関するガイドライン』を同年7月に改正。4月1日に発注するトンネル工事から、これらに沿った粉じん防止対策が義務付けられている。
建災防は、粉じん障害防止規則とガイドラインを順守するための換気方式などを定めた技術指針を同日付で発刊。発刊に合わせ、この指針を周知するための技術セミナーを6月3日に開催する。
会場は笹川記念会館(東京都港区)で、受講料は1万8000円(テキスト代込み)。参加希望者は5月10日~14日にメールで申し込む。メールアドレスはrinji@kensaibou.or.jp。