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ローカル5Gで生産性向上、鉄工団地らと協定 延岡市

 延岡市は4月2日、延岡鉄工団地共同組合(黒木保善代表理事)及び西日本電信電話株式会社宮崎支店(桒畑秀哉支店長)と「ローカル5G等を活用した延岡鉄工団地内の生産性向上等及び延岡市内の他産業団地、企業等への展開に関する連携協定」を締結した。

 少子高齢化に伴う労働人口の減少や多発する自然災害への備え、社会インフラの維持など、地域が様々な課題に直面する中、その解決手段の一つとして、地域・産業のニーズに応じてネットワークを独自に構築できるローカル5Gへの注目が高まっている。

 連携協定では、市内経済の持続的な成長・発展に向けて、ローカル5GやICT等を活用し、延岡鉄工団地内の生産性向上等の促進を図るとともに、その成果を延岡市内の他産業団地や企業へ展開することを見据え、市全体の社会的な課題の解決を図る。

 具体的には、延岡鉄工団地協同組合でローカル5GやICTの活用可能性の検討を行うほか、総務省の「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」への応募、先進的なICT技術を用いた製造現場の課題解決に向けた取り組み等を推進する。