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道路舗装長の寿命化、個別施設計画を改訂 西都市

西都市は、「舗装の個別施設計画」と「舗装補修計画」を2021年4月版に改訂した。21年度は、粟野今井線や三納線で舗装補修を継続するほか、調殿通線や中子田諸熊線、御舟町2号線、神社前通線、右松通線の5路線で新たに舗装補修を実施する。

経年劣化が進む市道の舗装に関して、事後的な対応から計画的な修繕に対応を転換し、舗装の長寿命化や維持修繕費の縮減を図るため、市は17年度に舗装の個別施設計画を策定。これまでの対策状況や点検結果を踏まえ、22年4月版に計画を改訂した。

市が管理する道路は、1級・2級・その他の市道を含めて約681㎞。21年3月末時点の舗装率は92.8%となっている。計画では、ひびわれ率を舗装補修対象の基準とし、舗装損傷状況や路線の重要性、交通量等を考慮して補修の優先順位を決定する。

21年度は粟野今井線と三納線の舗装補修(切削オーバーレイ)を継続するとともに、新たに▽調殿通線(右松5丁目)▽中子田諸熊線(加勢)▽御舟町2号線(御舟町2丁目)▽神社前通線(中妻2丁目)▽右松通線(小野崎2丁目)の舗装補修(前同)を実施する。

22年度以降も、優先順位に基づき市管理道路の舗装補修を計画的に実施するとともに、定期的な巡視や5年に1度の目視点検を通じて路面状況を正確に把握し、道路舗装の長寿命化に努める。

舗装補修計画一覧