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高校生4人を優秀卒業生として表彰 宮崎県建設業協会

 一般社団法人宮崎県建設業協会(藤元建二会長)は、県内工業系高等学校の優秀な生徒を表彰する2020年度の「優秀卒業生表彰」の受賞者を決定した。2月26日から3月1日にかけて各学校長等が表彰を伝達するとともに、建設現場で使用できる腕時計を贈り、生徒達の新たな門出を祝福する。

 建設課程を有する工業系高等学校を卒業する生徒を対象に、成績や日常生活態度等が優秀な生徒を表彰することで、次世代の建設業を担う若い技術者の育成と建設業に対する理解及び認識を深めることが表彰制度の目的。

 表彰規程は、協会実施の現場見学会や現場実習に参加し、他の模範となると認められる者で、①卒業が確実である②県内の企業に就職が決定・内定している③卒業に際して同様の表彰を受賞または受賞する予定がない―こと。規定を満たす生徒を学校長から推薦してもらい、協会長が受賞者を決定した。

 今年度の優秀卒業生には、県立宮崎工業高等学校建築科の座親亮平さん、県立都城工業高等学校建設システム科の坂元彪碁さん、県立日向工業高等学校建築科の佐々倉楓華さん、県立宮崎農業高等学校環境工学科の嘉見真爽さんの4人が選ばれた。いずれも県内建設会社への就職が内定している。