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西臼杵生コン事業協同組合

          

 西臼杵地区の子ども達の安全・安心な日常生活をサポートしようと、宮崎県生コンクリート工業組合に所属する西臼杵生コン事業協同組合(木田正美理事長)は3月15日、日之影町・五ヶ瀬町・高千穂町の3町に防犯ブザー121個を寄贈した。

 宮崎県生コンクリート工業組合は、2011年8月に宮崎県警察本部と「犯罪の起きにくい社会づくりに関する協定」を締結。当該協定の趣旨を踏まえ、西臼杵生コン事業協同組合に於いても毎年、小学校の新入生に防犯ブザーを贈っている。

 寄贈した防犯ブザーは、アラームボタンを押すかアラームピンを引くと警報音が鳴り響き、周囲に自らの居場所や危険な状態にあることを広く知らせることができる。キーホルダータイプで、ランドセル等に簡単に取り付けられる。

 日之影町役場で行われた贈呈式では、木田理事長が佐藤貢町長に目録と防犯ブザー18個を手渡した。佐藤町長は、「子どもたちに対する犯罪が全国的にも増えている。有効に活用させていただき、子ども達の安全を守っていきたい」と感謝の意を示した。

 木田理事長は、「子ども達の安全・安心を守るために、県内の小学生に毎年寄贈している。ブザーを使わなくていい社会を構築していきたいが、防犯ブザーを携帯することで、子ども達が安心な気持ちで日常生活を送ることができれば」と話した。

*宮崎地区でも防犯ブザー寄贈

 新入学児童の安全確保に役立ててもらおうと、3月17日には宮崎地区生コンクリート事業協同組合が宮崎市教育委員会に防犯ブザーを寄贈した。同組合では社会貢献活動の一環として、2009年度から宮崎市内の小学校新入学児童らを対象に、反射材キーホルダーや蛍光巾着、防犯ブザーといった安全・防犯グッズを寄贈している。