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子ども達のため、フードバンクみやざきに支援金 明光社

      

▲写真は贈呈式の模様、挨拶する光山社長

 宮崎市の株式会社明光社(光山慎二代表取締役社長)は、企業の社会的責任(CSR)の更なる推進を図るため、食を通じて子どもの貧困問題やフードロス問題に取り組む市民団体「フードバンクみやざき」(長友宮子代表理事)に支援金を贈呈した。2月10日に同社会議室で贈呈式を行い、光山社長が長友代表に目録を手渡した。

 フードバンクみやざきでは、「だれもが当たり前に食事を取れる環境をつくる」ため、企業や団体から食材等を募り、子ども食堂の運営者や児童施設のほか、生活に困窮している子育て世帯に無償で食材を提供する活動を実施。また、子どもの貧困問題に関するニーズ把握や政策提言、講演活動などに取り組んでいる。

 コロナ禍で決して蔑ろにしてはいけない課題に取り組むフードバンクみやざきの理念と活動に感銘を受けた同社は、「運営や費用の一助を担いたい」との想いから、寄付を行うことを決めた。未来を担う子どもたちにとって少しでも明るい兆しとなるよう、今回の寄付をはじめ、今後も可能な支援を継続する考えでいる。

 10日に行われた贈呈式では、光山社長が「地元への地域貢献として、少しでも役立ててもらえれば」と話し、長友代表に支援金の目録を手渡した。目録を受け取った長友代表は「私達の活動に御賛同いただき、とてもありがたい。県内の貧困に喘ぐ皆様のために、支援金を有意義に活用させてもらう」と感謝の意を表した。