宮崎県土木施工管理技士会は、２０２１年度に県内３会場で開催する「監理技術者講習」の開催日程を明らかにした。宮崎会場は、▽４月２６日▽６月９日▽８月４日▽１１月１０日―に宮崎県建設会館で開催。また、都城会場は９月２２日に都城建設会館、延岡会場は６月３０日と１０月６日に延岡建設会館でそれぞれ開催する。
建設業法の規定に基づき、国や地方公共団体等が発注する公共工事や公共性の高い施設の建設工事で監理技術者となる者は、国土交通省の登録講習機関が実施する監理技術者講習を５年に１度受講することが義務付けられている。
また、今年１月１日の制度改正により、１２月末までの間であれば受講時期を選択することが可能になった。これまでは、前回の受講日から５年以内に受講する必要があったが、今年１月以降は一律に有効期間を１２月末に見直した。
技士会が開催する監理技術者講習は、経験豊かな講師による対面方式で開催。講習後には、技士会が運営する継続学習制度(ＣＰＤＳ／１２ユニット)を代行申請し、修了試験の成績が会場の平均点以上であれば、さらに３ユニットを追加する。
講習のカリキュラムは、▽建設工事に関する法律制度(総論・法令)▽建設工事の施工管理(施工計画・原価管理・工程管理)▽建設工事の施工管理(品質管理・安全衛生管理)▽建設工事に関する最近の技術動向等(環境管理・最近の動向)―など。講義の理解度を把握する修了試験を行い、監理技術者講習修了証を交付する。
テキスト代や手数料、消費税を含む受講料は９８００円(インターネット申し込みの場合は９５００円)。申込書に必要事項を記入して郵送するか、全国土木施工管理技士会連合会ホームページの専用フォームから申し込む。申し込みは随時受け付けるが、講習日の１０日前を過ぎた場合は、電話で受付の有無を確認する。
講習の詳細は、宮崎県土木施工管理技士会のホームページhttp://www.m-gishi.jp/で確認できる。問い合わせ及び申し込み先は事務局(〒８８０－０８０５宮崎市橘通東２丁目９番１９号宮崎県建設会館２階、電話０９８５－３１－４６９６、ＦＡＸ０９８５－３１－４６９７)。
《講習の開催案内》